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【column】 一緒にお出かけ!! マナーについて学ぼう

2024.05.01

犬猫通信 for DOG

一緒にお出かけ! 何を用意しておけばいいのかな?

新緑が美しく、気持ちの良い気候が続く5月は、お出かけ日和。日帰りで、宿泊で、遠出する機会も増えると思います。
出かける前に、お出かけ先で慌てることのないよう、しっかり用意をしましょう!

お出かけの際の交通手段は何を利用するのか、それに合わせた用意が必要です。

まずは電車で行く場合。
ケージやカートに抵抗なく入ることができるよう、また入った後も落ち着いていられるよう、普段からしっかり慣らしておきましょう。カートで電車に乗る場合、キャリー部分のみ取り外して、車体部分は畳んで乗るのがマナーです。

鉄道会社によっては持込料金がかかりますので、それも予め調べておきましょう。 また、スリング(犬用キャリーバッグ)に関しては、全身がしっかり入っていてもNGという会社がありますので、こちらもチェックが必要ですね。

車で移動する場合は、車酔いをしないか確認しておきましょう。ひどい車酔いがある場合は、車での移動自体を見直した方がいいでしょう。多少の車酔いであれば、犬用の酔い止めの薬がありますので、かかりつけの動物病院に相談して処方してもらいましょう。

宿泊の場合、犬用のご飯を用意してもらえる宿泊先でも、念のためいつも食べているご飯を持って行きましょう。特に、食べムラがある、よく吐く、よくお腹を壊す、といった子は要注意です。いつも内服しているお薬はもちろん、常備薬なども持って行くと安心ですね。

また、もし噛んだ、噛まれた、といった事故が起こった時に必要になるのが狂犬病予防接種の証明書です。市区町村が発行している予防接種済票、もしくは証明書を必ず持参しましょう。混合ワクチンの証明書もある方がいいですね!



屋内でのマナーについて学ぼう!



皆さんは、犬同伴OKの飲食店に入った時、犬をどこにどのように座らせていますか?

基本的には飼い主さんの足元に座らせるのがマナーです。
お店の方から、椅子の上に座らせる許可が出た場合は、必ずマットなどを敷き、直接座らせることのないようにしましょう。

また、椅子に座らせた場合、テーブルに前足をかけさせるのは絶対にNGです。 店内で何か食べる場合、当然のことですが、ヒト用の食器やカトラリーを使用してはいけません。お店側から提供された犬用の食器は構いませんが、基本的に持参する様にしましょう。

また、マナーベルトやオムツの装着をしましょう
万が一店内で粗相してしまっては大変です。店内でペットシーツを敷いている飼い主さんをたまに見かけますが、これもまたマナー違反です。ここでいつでもトイレをしていいよ、という合図に受け取られるからです。

また、リードは必ず着けたままにして、短く持っているようにしましょう。世の中には犬が苦手な人も、またアレルギーを持っている人もたくさんいます。犬同伴可のお店だからと言って、そういった方がいらっしゃらないとは限りません。マナーを守ってみんなが気持ち良く食事ができるよう、配慮したいですね。




お出かけの前にやっておこう!




たくさんの楽しい思い出を作って、幸せな気持ちで帰ってこられるよう、出かける前にきちんとしておいてほしいのが、様々な予防です。

狂犬病ワクチンはもちろん、混合ワクチンの接種も期限が切れていないかしっかり確認しましょう。

行き先によっては、5種や6種ワクチンでは不足の場合があります。不安な場合はかかりつけの動物病院で確認し、必要があれば追加接種しておきましょう。その場合お出かけの2週間ほど前に打っておくのが理想的です。

また、暖かくなってきているので、フィラリアやノミダニの予防も忘れないようにしましょう!近年、マダニが媒介する感染症が非常に増えています。中には人に移るものもありますので、要注意です。 ノミダニの予防薬もたくさん種類がありますが、マダニに効果があるものを選ぶといいですね。

お出かけ前の準備を怠らず、旅行先ではしっかりとマナーを守リ、楽しく幸せな思い出をたくさん作りましょう!

 

Written by
監修医 小林 充子 先生


麻布大学獣医学部を卒業。在学中は国立保険医療科学院のウイルス研究室でSRSV(小型球形ウイルス)の研究を行う。2010年に目黒区駒場にてキャフェリエペットクリニックを開業。一頭一頭のタイプに合ったオーダーメイドの対応を信条に総合診療を行う。
 
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