ニュース一覧コラム犬の保育園ってどんなところ?メリットや料金・選び方を総まとめ

犬の保育園ってどんなところ?メリットや料金・選び方を総まとめ

2025.02.19

コラム

愛犬向けにも保育園がある事を知っていますか?日中忙しい家族に代わって世話をしてくれるだけでなく、愛犬のストレス発散や社会性を育む事にも繋がります。「保育園ではどんなことをするのか?」「子犬のうちから通わせるのが良いのか」など、メリットや料金、送迎サービスなど詳しくご紹介します。自分と愛犬にピッタリな保育園を見つけましょう!

 

犬の保育園では何をするのか?




 

「犬の保育園」とは、日中家族がいない間に愛犬が過ごす場所のこと。預けられたわんちゃんたちは、保育園でドッグトレーナーさんたちからさまざまなケアを受けて過ごします。

食事やお散歩といった基本的なお世話だけでなく、しつけやトレーニングなどをやってくれる保育園まで様々。不在中のお留守番が不安な方や、愛犬の社会性を伸ばしてお友達を作り、より可能性を広げてあげたい方におすすめです。


 

保育園での1日の過ごし方

 
 

犬の保育園の多くが朝8-10時頃に開園し、18-19時頃まで預かってくれます。保育園に着いたら、まずは健康状態に問題がないかチェック。プレイタイムでは、他のわんちゃんたちと一緒に遊ぶ機会もあります。

その後はトレーニングやお昼寝タイム、お散歩、ブラッシングなどのケアをしてもらいながら、家族のお迎えを待つ流れです。


 

犬を保育園に預けるメリットは?





犬の保育園を利用することは、家族にもわんちゃんにも多くのメリットがあります。

まず、日中の仕事や外出で大切な愛犬と離れることは心配なもの。保育園に通わせることで不在中もしっかりお世話をしてもらえるため、家族は仕事や用事に集中しやすくなります。特に長時間のお留守番が心配なわんちゃんにとっては、犬の保育園が心強い味方となってくれるでしょう。

また、犬の保育園にはプロのドッグトレーナーが常駐していることが多いため、専門家によるしつけやトレーニングを受けられることも大きなメリット。「トイレがなかなか覚えられない」「自分ではついつい甘やかしてしまう」といった悩みを抱えている場合は、一度保育園に預けてみるのもよいかもしれません。

また、他のわんちゃんたちと触れ合う機会が増えるため、犬同士の付き合いが上手になるのもポイント。無駄吠えや噛みつきなど、問題行動の改善もサポートしてもらえます。

 

保育園は何歳までに通わせるべき?





一般的には、社会化期と呼ばれる生後3-4ヶ月までに通わせるとよりメリットが大きいとされています。

とはいえ犬の保育園では年齢制限が設けられておらず、どのタイミングで通わせても基本的には問題ありません。ただし、高齢のわんちゃんになると持病等の理由で保育園に通うことが難しい場合もあるため、保育園選びの際に無理なく通えるかを考慮しましょう。

通う頻度はわんちゃんの年齢や性格、家族の都合にもよりますが、週2〜3回の通園が一般的です。発育期に社会性を身につけさせたい場合は、週に数回の通園をおすすめします。


 

犬の保育園はどれくらい料金がかかるのか?





あくまで目安となりますが、1回あたりの料金は3,000円〜8,000円程度となることが一般的。ただし大型犬の場合は、これより高くなる場合もあります。エリアによっても価格差があり、基本的には都心部ほど高く、地方エリアになるほど安くなる傾向があります。

また、チケット制の場合や、月ごとの通園回数がコースとして設けられている場合など、料金形態やプランの内容は施設によってさまざま。会員登録料がかかる場合や、通常よりも低価格でお試し入園を行っているところもあります。


 

保育園選びのポイントは?





仕事が忙しく、長時間のお留守番が心配で通わせたいという場合は、送迎サービスのある保育園を選ぶとよいでしょう。また、生活スタイルに合わせて、預けられる時間帯や日程を柔軟に対応してもらえるかどうかもポイントです。

「子犬のうちから保育園に通わせて社会性を身につけさせたい」という場合は、保育園のプログラムに着目しましょう。しつけやトレーニングの内容は施設ごとに異なるので、体験プログラムを利用してみるのもおすすめです。無料体験や見学を通じて、施設の雰囲気やスタッフの対応を確認してみましょう。
送迎サービスがある保育園も
犬の保育園の中には、送迎サービスを提供しているところもあります。飼い主が仕事で忙しい場合も、送迎サービスを利用すればスタッフが車で送迎してくれます。

無料送迎サービスがある保育園もありますが、別途料金がかかることがあるため、事前に確認しておきましょう。


 

まとめ





犬の保育園について解説しました。犬の保育園に預けることで、専門家によるお世話やトレーニング、他のわんちゃんたちとの交流が可能です。料金は施設により異なるため、エリア内の保育園を比較して相場を把握しておくことがポイント。本記事を参考に選び方のポイントを押さえて、生活スタイルやニーズに合った保育園を見つけてみてください。


 


Written by
監修医:小島 麻里 先生

犬猫生活往診クリニック代表獣医師。2013年酪農学園大学を卒業後、地域密着型の1次病院から大学病院、歯科専門病院など11年間小動物臨床で経験を積み、ペット栄養管理士取得後、往診専門動物病院を開院。保護猫おもち・わらびと暮らす。


 
愛猫が毛玉を吐く原因とは?吐いた後の予防策を紹介 》