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大型犬向けドッグフードおすすめ8選!選び方のポイントを解説

2025.05.11

コラム

体の大きな大型犬をお迎えする際は、ドッグフード選びも慎重に行いたいもの。本記事では大型犬向けドッグフードのおすすめや選び方のポイントを紹介します。大型犬をお迎えすることが決まったら、ぜひ参考にしてみてください。

 

大型犬のドッグフードの選び方





一口に大型犬向けのドッグフードといっても、その種類はさまざま。グレインフリーや無添加など多様な商品があり、何を基準に選べば良いのか分からないという方も多いでしょう。ここでは、大型犬のドッグフードを選ぶ際のポイントを解説します。愛犬に合うドッグフードを見つけてみてください。

 

成長に合わせて選ぶ



大型犬の成長期は2年ほどとされています。一方で、小型犬や中型犬の多くは1年ほどで成長期が終わるため、他の犬と比較しても成長期が長いことが分かるでしょう。ライフステージによって必要な栄養素が異なるため、愛犬の成長に合わせて選ぶことが重要です。

子犬の頃は成長をサポートする高い栄養素を含むもの、高齢になってきたら健康サポートのあるフードなど、成長に合わせてフードを選びましょう。わんちゃんの成長や体の大きさによって個体差はありますが、ドッグフードを選ぶ際は下記の数値を参考にすると良いとされています。

 
子犬(パピー) 成犬 シニア犬
タンパク質量:22.5%以上
脂質量:15〜20%前後
カロリー:350kcal/100g以上
タンパク質量:18~25%
脂質量:15%前後
カロリー:340~380kcal/100g程度
タンパク質量:18%
脂質量:15%前後
(ダイエットなら10%程度)
 

お肉の種類から選ぶ



大型犬の体型を維持するためには、運動のほか筋肉を維持するためのフード選びも重要です。具体的には、良質かつ高タンパク質なお肉や魚を使ったフードが良いとされています。

たとえば、アレルギーがあるわんちゃんや皮膚トラブルがあるわんちゃんには鹿肉や馬肉などアレルギーが出にくいお肉、毛並みやフケを改善したいわんちゃんはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれている魚を主原料としたものなど、愛犬の好みや悩みに合わせて選びましょう。

 

消化吸収が良く体調に合わせたフードで選ぶ



大型犬は消化器官がデリケートなため、栄養価の高い食事をとると下痢しやすい傾向にあります。そのため、消化を助ける酵素や乳酸菌を含むフードを選ぶのがおすすめです。

また、タンパク質や脂質、食物繊維は大型犬にとって必要な栄養素である一方、量が多すぎてもよくありません。バランスの良いフードを選ぶことや愛犬の体調を見ながらフードを選ぶことが重要です。

 

見極めるポイント


皮膚の健康をチェック 涙やけが改善される:未消化物が体に残らない
体をかかない:アレルギーとなる食材が入っていない
フケが出ない:栄養素を十分に摂取できている
毛並みの良さをチェック 毛に艶がある:皮膚の状態が良い
毛量がある(増える):タンパク質を吸収できている
便の様子をチェック 量が少ない:消化がきちんとされ、吸収できている
匂いが少ない:末消化物が減っている
 

コスパを考えて選ぶ



大型犬はご飯の量が多いため、月々かかるコストも考慮するのがおすすめです。コスパが良いドッグフードであれば、ご家族の経済的負担も軽減できます。

また、大袋はコスパの良い商品が多い傾向にありますが、多すぎると食べ切るまでに時間がかかってしまうことも。開封後は1ヶ月程度で食べきれるサイズを意識すると良いでしょう。

愛犬のご飯にはこだわりたいという方は、こだわりの原材料を使ったプレミアムドッグフードを選ぶのがおすすめです。

 

大型犬におすすめのドッグフード8選



大型犬用ドッグフードのおすすめ8選を紹介します。愛犬の好みや体調に合うドッグフードを見つけてみてください。

 

ロイヤルカナン|マキシアダルト


「ロイヤルカナン マキシアダルト」はこちら

「ロイヤルカナン マキシアダルト」は、体重が26kg~44kgの大型犬(成犬)向けのドッグフードです。高消化性のタンパク質を使用しているので、筋肉の維持に適しています。

バランスよく食物繊維やビタミンが含まれていて、消化器の健康のサポートも可能。大型犬に合った粒の大きさで食べ応えもあります。

 

アカナ|アダルトラージブリードレシピ


「アカナ アダルトラージブリードレシピ」はこちら

「アカナ アダルトラージブリードレシピ」は、大型犬の太りすぎや関節障害に配慮されたドッグフードです。鶏肉や生のヘイクをふんだんに使用しているので、食べっぷりを重視する方にも適しています。

また、人工的な添加物を使用していないのもうれしいポイント。色素や香料フリーで、安心してわんちゃんにあげられます。

 

ニュートロ|ナチュラル チョイス™ 中型犬~大型犬用 [成犬用]チキン&玄米


「ニュートロ|ナチュラル チョイス™ 中型犬~大型犬用 [成犬用]チキン&玄米」はこちら

「ニュートロ|ナチュラル チョイス™ 中型犬~大型犬用 [成犬用]チキン&玄米」は、良質なタンパク質や玄米をバランスよくブレンドしたドッグフードです。

コンドロイチンやグルコサミンを豊富に含むチキンを使用しているので、関節の健康維持が期待できます。オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸も含まれていて、毛並みに悩む方にもおすすめです。

 

ヒルズ|サイエンスダイエット 大型犬用 アダルト 1~5歳


「ヒルズ サイエンスダイエット 大型犬用 アダルト 1~5歳」はこちら

「ヒルズ サイエンスダイエット 大型犬用 アダルト 1~5歳」は、1〜5歳までの大型犬に適したドッグフードです。グルコサミンやコンドロイチン硫酸など、わんちゃんの関節の健康維持に欠かせない栄養素が含まれています。

消化に良い食材を使用しているので便が硬くなったりゆるくなったりすることもありません。食欲をそそるチキン味なのもうれしいポイントです。

 

シュプレモ|中型~大型犬用 体重管理


 「シュプレモ 中型~大型犬用 体重管理」はこちら

「シュプレモ 中型~大型犬用 体重管理」は、ダイエットを目指す大型犬のわんちゃんに適したドッグフードです。脂質とカロリーが抑えられていながら、チキンをふんだんに使用しています。

自然本来のおいしさを引き出す製法で作られているのもうれしいポイント。サイズ展開が豊富なので、愛犬のペースに合わせて購入できます。


ユーカヌバ|ラージ アダルト


「ユーカヌバ ラージ アダルト」はこちら

「ユーカヌバ ラージ アダルト」は、大型犬・成犬用のドッグフードです。動物性タンパク質とグルコサミン、コンドロイチン硫酸の組み合わせが関節の維持をサポートしてくれます。

歯にしっかりフィットするS字型の粒が、歯垢や歯石をできにくくしてくれる点も魅力のひとつです。

 

アーガイルディッシュ グレヴィレア


「アーガイルディッシュ グレヴィレア」はこちら

「アーガイルディッシュ グレヴィレア」は、高タンパクなエミューのお肉とサワラ、アミキリなどの魚を使用したドッグフードです。

全犬種に対応しているのはもちろん、アレルギーがあるわんちゃんにも適しています。4kgずつ小分けになっているので、保存がしやすく便利です。

 

ペットカインド|グリーンベニソントライプ

「ペットカインド グリーンベニソントライプ」はこちら

「ペットカインド グリーンベニソントライプ」は、タンパク質が豊富なトライプ(胃袋)を使ったドッグフードです。タンパク質30%と通常より高めなうえ、食べっぷりを重視する方にも適しています。

鳥原料を使っていないのに加え、グレインフリーなのもうれしいポイント。アレルギーがあるわんちゃんでも比較的食べやすいといえます。


ドッグフードは国産にこだわるならこれ【ピックアップ】
 



国産のドッグフードにこだわる方におすすめなのが「犬猫生活 ドッグフード オールステージ用」です。国産の良質なタンパク質を使用しているので、大型犬の成犬に必要な栄養素をバランス良く摂取できます。

また、乳酸菌やオリゴ糖が配合されていて、お腹の調子を整えられるのもうれしいポイント。850gの小パックで、鮮度をキープできるのも魅力です。

 

まとめ





本記事では大型犬向けドッグフードのおすすめや選び方のポイントを紹介しました。大型犬は、消費カロリーが多いうえ筋肉の維持も重要です。本記事を参考に、大型犬向けのドッグフードを選んでみてください。


 



Written by
監修医:小島 麻里 先生

 

犬猫生活往診クリニック代表獣医師。2013年酪農学園大学を卒業後、地域密着型の1次病院から大学病院、歯科専門病院など11年間小動物臨床で経験を積み、ペット栄養管理士取得後、往診専門動物病院を開院。保護猫おもち・わらびと暮らす。

 

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