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ドッグフードの子犬用おすすめ8選!犬種・月齢別の選び方や与え方を解説

2025.04.16

コラム

ドッグフードは、犬種や月齢に合ったものを与える必要があります。子犬にどのようなドッグフードを与えるべきなのか気になる方もいるでしょう。本記事では、子犬用のドッグフードのおすすめ8選や選び方、与え方を解説します。

 

初めての愛犬のごはん選び基礎知識!子犬用はいつまで?




子犬は一度に多くの量を食べられないことから、子犬用のごはんは成犬用と比べると高たんぱく、高カロリーに設定されています。また、小さい粒を採用しているので食べやすい点も特徴です。

家に迎えたばかりの頃は、子犬が慣れていないごはんに警戒してしまうこともあるので、幼少期から食べ慣れたごはんを与えるのがおすすめ。環境や家族に慣れてきたら、徐々に新しいごはんに変えても良いでしょう。

 

子犬はいつから普通のフードが食べられる?


子犬用と記載があるものは子犬の成長に配慮されており、カロリーや栄養価が高く含まれています。体格や健康状態にもよりますが、6〜9ヶ月くらいまでは子犬用のフードをあげるようにしましょう。

超小型犬と小型犬は約8カ月、 中型犬は約12カ月、大型犬は約15カ月、超大型犬は18~24ヵ月まで子犬といわれています。犬種によって個体差があるので、心配な場合は獣医師に相談すると良いでしょう。

 

子犬用のごはんの選び方





子犬用のごはんはさまざまなブランドやメーカーから販売されています。子犬を初めて迎える際、どれを購入すれば良いのか分からないもの。ここでは子犬用のごはんの選び方を紹介します。
 

主食は総合栄養食を選ぼう



成長期は、骨や筋肉、内臓機能、消化機能、免疫機能などを育てる大切な時期です。そのため、子犬用のごはんを選ぶ際は、成長期に必要な栄養が摂取できる総合栄養食を選びましょう。

子犬用のごはんには、タンパク質、脂肪、カルシウム、ビタミン、ミネラルが多く含まれているので、子犬の成長をサポートできます。

 

犬種で選ぼう



一口に子犬用ごはんといっても、犬種によって選ぶべきごはんは異なります。たとえば、皮膚トラブルを起こしやすい柴犬やトイプードルには被毛の健康をサポートするオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸が含まれたごはん、関節の病気になりやすいチワワやトイプードルには関節をサポートする成分が入っているごはんを選ぶのがおすすめです。

ただし、必ずしも犬種別のごはんを食べさせる必要はありません。全犬種向けには愛犬に必要な栄養素が含まれているので、多頭飼いの方やお気に入りのごはんがある方は活用してみてください。

 

サイズで選ぼう



子犬用ごはんを選ぶ際は、粒の大きさにも注目しましょう。小型犬に大粒のものを与えると消化管に負担がかかったり、大型犬に小粒のものを与えると早食いの原因になったりします。

小型犬の場合は小粒、大型犬の場合は大粒など食べやすいサイズのものを選ぶことで、愛犬もストレスを感じることなく食事ができるでしょう。また、少し大きいと感じた場合は粒を砕いても構いません。

 

食べやすいフードを選ぼう


フードには大きく分けてウェットフードとドライフードの2種類あり、ウェットフードは水分を含んでおり風味が豊かなので食いつきが良いという特徴があります。一方でドライフードはカリカリとした食感で、栄養素がバランス良く配合されているのが特徴です。

子犬にドライフードを与える際は、ぬるま湯で15〜30分ほどふやかすと喉のつまりや消化を助けるとされています。しかし、手間なくごはんを食べさせたいという方はウェットフードを選んでも良いでしょう。

 

子犬用のごはんおすすめ8選


 

子犬用ごはんのおすすめ8選を紹介します。愛犬の犬種や体格に合うごはんを見つけてみてください。
 

1. 犬猫生活 犬用 手作りごはん


犬猫生活 犬用 手作りごはんはこちら

「犬猫生活 犬用 手作りごはん」は、無添加・グレインフリーのごはんです。小分けパックなので主食としてはもちろん、ドライフードのトッピングとしても使えます。

味はポーク、フィッシュ、チキンの3種類で、気分や好みに合わせて与えられるのも魅力のひとつ。年齢や犬種を問わず与えられるのもうれしいポイントです。

 

2. ロイヤルカナン ミニ パピー(小型犬専用フード 子犬用)


ロイヤルカナン ミニ パピー(小型犬専用フード 子犬用)はこちら

「ロイヤルカナン ミニ パピー(小型犬専用フード 子犬用)」は、成犬時の体重が10kgまでの小型犬に適したごはんです。ビタミンEやビタミンCなど、小型犬の健康をサポートする成分が含まれています。

鶏や七面鳥、ダックが豊富に含まれているので、食いつきも抜群。プレバイオティクスが腸内細菌バランスを整えてくれるのもうれしいポイントです。

 

3. アカナ パピーレシピ


アカナ パピーレシピはこちら

「アカナ パピーレシピ」は、犬種を問わず子犬に必要な栄養が詰まったごはんです。原料には、鶏肉やヘイク(白身魚)など高タンパクな原料が使われています。

小粒タイプなので食べやすく、喉に詰まってしまうこともありません。添加物が含まれていない点も魅力のひとつです。

 

4. ユーカヌバ


ユーカヌバ パピー ラム&ライスはこちら

「ユーカヌバ パピー ラム&ライス」は、12ヵ月までの子犬に適したごはんです。ラム肉や米など、低アレルゲンの原料を使用しているのでアレルギーが心配なわんちゃんにも向いています。

カルシウムやリン、DHAなどが筋肉や脳の発達をサポート。食物繊維とプレバイオティクスが配合されているので、消化もしやすいです。

 

5. ニュートロ ナチュラル チョイス™ 超小型犬~中型犬用 [子犬用]


ニュートロ ナチュラル チョイス™ 超小型犬~中型犬用 [子犬用]はこちら

「ニュートロ ナチュラル チョイス™ 超小型犬~中型犬用 [子犬用]」は、子犬や妊娠中・授乳中の母犬に適したごはんです。ふやけやすい粒を採用しているので、子犬の小さい口にぴったり。

主原料にチキンを使っていて、好き嫌いが多い子でもおいしく食べられます。カルシウムとリンのバランスが良く、骨格の発育をサポート可能です。

 

6. シュプレモ™子犬用


シュプレモ™子犬用はこちら

「シュプレモ™子犬用」は、チキンやラム、サーモンをふんだんに使ったごはんです。筋肉や骨、脳の成長や免疫力の健康維持に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

噛み砕きやすい小粒タイプで、ふやけやすく月齢の低い子犬にもぴったり。子犬だけでなく、妊娠中・授乳期の母犬や高栄養を必要とするわんちゃんにも適しています。

 

7. アイムス 子いぬ用チキン小粒


アイムス 子いぬ用チキン小粒はこちら

「アイムス 子いぬ用チキン小粒」は、12ヵ月までの子犬に適したごはんです。チキンミールや家禽ミールなどが豊富に使われているので、愛犬の食いつきも期待できます。

皮膚と毛並みの健康をサポートするオメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸、骨格の発達をサポートするカルシウムなどが豊富に含まれている点も魅力です。

 

8. プラチナム ドライフード  仔犬(パピー) チキン


プラチナム ドライフード 仔犬(パピー) チキンはこちら

「プラチナム ドライフード  仔犬(パピー) チキン」は、ヒューマングレードの原材料のみを使用したごはんです。原材料には、高品質かつ新鮮なチキンやお米を使用しています。

ドライフードとウェットフードの良いとこどりのセミモイストタイプで、愛犬も喜ぶこと間違いなし。添加物を一切使用していないので、原材料にこだわる方におすすめです。

 

子犬に与えるごはんに関するQ&A





子犬用ごはんに関するよくある質問とその答えを紹介します。子犬用ごはんを使っている方やこれから使いたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
 

ごはんの栄養素の基準は?



ごはんには、カロリーや脂質、タンパク質などの栄養素が含まれています。子犬と成犬では、必要な栄養素やその量も異なるので、それぞれの基準を満たすごはんを選びましょう。

子犬に必要な栄養素の基準

 
カロリー 450~500kcal
脂質 8.5%以上
タンパク質 22.5%以上

※犬種により異なります。

 

子犬が餌を食べてくれない…どうしたらいい?


子犬が餌を食べないときは、ぬるま湯でふやかすかチーズや肉、魚などをトッピングして食感や味に変化を付けてみましょう。

また、ごはんの種類を変えるのもひとつの方法です。食欲がないことが続く場合は、獣医師に相談しましょう。

 

子犬用から成犬用に切り替えるときに注意すべきことは?



子犬用から成犬用に切り替えるときは、時間をかけて新しい味や食感に慣れてもらいましょう。まずは子犬用ごはんに成犬用フードを少量混ぜて様子を見るのがおすすめです。

また、成犬用は粒が大きいため、最初のうちは砕いてあげるのもおすすめ。ごはんや愛犬の体調によっては軟便や嘔吐などの症状が出ることもあるので、注意しましょう。

 

まとめ





本記事では、子犬用のごはんのおすすめ8選や選び方、与え方を解説しました。子犬期は、骨や筋肉、内臓機能、消化機能、免疫機能などを育てる大切な時期です。犬種や体調に合うごはんを選ぶことで、愛犬の健康を維持できます。子犬を飼っている方やこれから迎える方は、ぜひ本記事を参考にごはんを選んでみてください。


 



Written by
監修医:小島 麻里 先生

 

犬猫生活往診クリニック代表獣医師。2013年酪農学園大学を卒業後、地域密着型の1次病院から大学病院、歯科専門病院など11年間小動物臨床で経験を積み、ペット栄養管理士取得後、往診専門動物病院を開院。保護猫おもち・わらびと暮らす。

 

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